説明会で大阪まで行き、迷い猫オーバーランしてきたのですが、そんなことは比較にならないほど詰みかけた話をひとつ。

大阪からバスで帰ってき、10:52分に鳥取駅へ着き、一安心。あとは11:00発の汽車に乗るだけである。バスのターミナルから、駅まで200m、切符を買い、改札へ向かう。

駅員『2番乗り場になります。』

セフィ『ありがとうございます。』

切符を受け取りエスカレータでホームへ昇り、言われたホームに止まっている汽車へ乗る。「今日は疲れた・・・。」と心底思いつつ向の席にかばんを投げ出しうとうとしていると、定刻通りに汽車が動き出した。瞬間に気づく。


『反対側じゃね!?』


雪で汽車が遅れていたのだ。電光掲示板に定時で書かれていたホームにその時間に止まってい、定刻通り出発したその汽車は1本前の逆方向の汽車だった。


『やーっちまったい!』

リアルにヒザくを叩く日が来るとは思わなかった。

いくつかの不幸が重なった。


不幸1 駅員の2番ホームです。の言葉が無意識にそのまま乗ればおkと解釈した。

不幸2 朝早くから動きまわりものすごく疲れていたため、放送を聞き流していた。

不幸3 表示されている時間、ホームに違う汽車が止まっていた。


全力でどうしようか考えつつ、とりあえず次の駅で降りる。


大方分かっていたが過去数年では無いくらいに詰んでいたのだ。


と、いうのも、普通の困難に加え、辺境の地ならではの数々の詰みポイントが立ちはだかったのである。


詰みポイント1 携帯の電池が切れていた。

※迷い猫オーバーランに加え、道中にDNを書く等していたのだ!おかげで友達に電話するとかいう甘えたプレイングなど許されなかったのである!


詰みポイント2 最終電車であった。

※辺境の地の終電は11時とかいうナメプレイなのだ!


詰みポイント3 誰もいなかった。

※辺境の地には無人駅など当たり前のように存在するのだ!


詰みポイント4 めっちゃ遠かった。

※辺境の地のひと駅とは15kmとかザラなのだ! 


詰みポイント5 極寒であった。

※辺境の地の駅には戸とかいう最新技術など皆無なのだ! ちなみにこの時-1℃


詰みポイント6 タクシーとかがなかった

※辺境が地が無人停車場に”籠屋”などと云ふ耳新しき式が乗り物など存在致さぬのでござる!


もー最後はリアルにこんな心境でござった・・・。

と、ここまで追い詰められていたのである。

そうして全力で困ったオーラを出していると、一人のおばさんが声をかけてくれた。あまりに全力の困りっぷりに詰んでる加減が伝わったらしい。

事情を話し、JRへ連絡、折り返しの最終電車が遅れてないか確認してもらう。すると、上りが遅れていた影響で、下りも遅れており、もうすぐ通過するというのだ。ほっとひと安心し、鳥取駅からタクシーで帰宅。そして今に至る。

本当に詰んだかとおもった・・・・。ガチで寝たら死ぬぞ状態から始発で戻り、そのまま1現とかいう事態にならなくてよかった・・・。そしておばさんには多謝!!

こうして人はやさしくなるのだと実感した出来事でした。


Japan Railways Trap / 日本旅客鉄道の罠 (2)(青)(青)
インスタント — 罠(Trap)

このターン、いずれかの乗客が疲れきっていた場合、あなたは日本旅客鉄道の罠のマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
乗客1人を対象とする。その乗客は2kの紙幣を失い、ストレスカウンターを10個得る。

コメント

ざきもま
2011年2月2日8:44

県庁のすぐ隣が無人駅である島根も負けてないな(泣)

セフィ
2011年2月2日9:08

あんまり悲観的に考えた事はなかったですが、ガチ詰みすると、乗り間違えてもダメージない都会って素敵!ってなりますね。最悪カラオケか満喫でおけだし。

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